最近、パソコンでゲームを本気で遊びたいという人がどんどん増えています。
フォートナイトやAPEX、VALORANT、原神など、有名なゲームはどれも「ゲーミングPC」があると快適に遊べますよね。
でも、ゲーミングPCって高そう…って思っている人、多いんじゃないでしょうか?
実は、2025年の今でも10万円以内でゲーミングPCは自作できます。
しかも、中〜高設定でもちゃんとゲームが遊べる性能です。
この記事では、
- どんなパーツを選べばいいのか
- 実際に動くゲームやFPSの目安
- 安くパーツを集めるコツ
- 初心者がつまずきやすいポイント
などをわかりやすく紹介していきます。
自作PCに初めて挑戦する人、学生さん、コスパを重視したい人におすすめの記事です。
10万円でゲーミングPCは本当に作れる?【結論】

まず結論から言うと、10万円でしっかり動くゲーミングPCは自作できます。
もちろん、最新ゲームを4Kで最高設定!みたいなハイスペックを求めるのは難しいですが、フルHD(1920×1080)の中〜高設定ならしっかり動きます。
例えば以下のような使い方にはピッタリです。
- フォートナイトやAPEXを60〜120fpsで快適にプレイ
- VALORANTで144fps出して競技プレイ
- YouTubeを見ながらDiscordでボイスチャット
- 軽めの動画編集や写真加工もこなせる
「そこそこゲームもできて、配信もちょっと試してみたい」みたいな人には、かなりちょうどいい構成です。
10万円ゲーミングPCのパーツ構成【2025年版】

ここでは、実際に10万円で組める構成を紹介します。
新品パーツだけだと10万円ちょっと超えるかもしれませんが、中古をうまく使えば8〜9万円台にもおさえられます。
パーツ | 製品名・候補 | 価格目安 |
---|---|---|
CPU | Ryzen 5 550 | 約9,000円(中古) |
GPU | Radeon RX 6600 | 約24,000円(中古) |
メモリ | DDR4-3200 8GB×2 | 約5,500円 |
ストレージ | SSD 500GB(M.2 NVMe) | 約4,500円 |
マザーボード | A520M(AM4対応) | 約7,000円 |
電源ユニット | 650W 80PLUS Bronze | 約6,000円 |
PCケース | ミドルタワー or MicroATXケース | 約5,000円 |
OS | Windows 10/11 | 0〜15,000円 |
合計:約57,000〜90,000円
OSの有無によって合計が大きく変わります。
もし昔使っていたPCのWindowsライセンスを再利用できれば、さらに安くなります。
どんなゲームが快適に動く?ベンチマーク比較

この構成で、実際にどのくらいのゲーム性能が出るかというと…
- APEX LEGENDS → 中設定で90〜110fps
- フォートナイト → パフォーマンスモードで120fps以上
- VALORANT → 144fps張り付き可能
- Minecraft(Java版) → MODなしで90fps以上
- 原神(PC版) → 高設定で60fps安定
- モンハンライズ → 中〜高設定で快適プレイ
これだけ見ても、かなり快適に遊べることが分かると思います。
ゲームだけじゃなく、軽い動画編集や配信などもこの構成ならある程度こなせます。
安くパーツを揃えるコツ【中古を活用すべし!】

パーツを揃えるときにおすすめなのが、中古パーツを上手に取り入れる方法です。
特にGPU(グラボ)は、中古と新品で1万円以上差が出ることもあります。
中古で買うなら以下のようなお店やサイトがおすすめです。
- パソコン工房の中古コーナー
- じゃんぱら(店舗・通販)
- ドスパラ中古
- メルカリ・ヤフオク(保証がないので注意)
- Amazonマーケットプレイス(出品者評価を見ること)
また、タイムセールやアウトレット品も狙い目です。
Amazonのプライムデーや楽天スーパーセールなどでは、新品でもかなり安くなることがあります。
初心者が気をつけたいポイントと失敗例

初めて自作PCを組むときに、よくあるミスをいくつか紹介します。
電源ユニットの容量不足
安く済ませたいからといって、400Wとかだと電力不足になります。最低でも550W〜650Wは確保しましょう。
ケースとパーツのサイズが合わない
グラボが長すぎてケースに入らない、CPUクーラーが高すぎてフタが閉まらない、というトラブルもあります。ケースの対応サイズをよく確認しましょう。
BIOSアップデート問題(Ryzen系)
Ryzen 5000番台を使う場合、古いマザーボードだとBIOSが対応していないことがあります。中古マザボを買うときは、BIOSバージョンに注意。
パーツの互換性が不明
初心者はパーツの組み合わせが不安かもしれません。そんなときは「PCPartPicker」や「自作PC構成チェッカー」などのサイトを使うと安心です。
よくある質問(FAQ)
まとめ:自作ゲーミングPCは10万円でも十分満足できる!
- 10万円あればゲーミングPCは自作可能
- フルHDゲームなら中設定で快適に動く構成が組める
- GPUなどは中古パーツを使うとコスパUP
- パーツ選びや互換性チェックをしっかりすれば初心者でも大丈夫
「自作PCってむずかしそう…」と思っていた人も、やってみると意外とシンプルです。
しかも、自分の手で組み上げたPCでゲームが動く瞬間は、本当に感動します。
最初の1台として、10万円構成はコスパ最強の選択肢。
この構成をベースに、もっと良いパーツにアップグレードしていく楽しさも味わえます。
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