RX580はいつまで使える?限界性能とおすすめのアップグレード先を徹底解説

「RX580ってまだ現役で使えるのかな?」「最新ゲームを快適に遊びたいけど、今のPCで大丈夫?」と悩んでいませんか?

フルHDなら動くものの、設定を上げるとカクつきが出たり、最新の重量級ゲームでは厳しい場面も増えています。

本記事では、RX580の限界をわかりやすく解説し、どのグラボに乗り換えればコスパ良く快適に遊べるかを紹介します。迷っている方の参考になる内容です。

RX580の基本スペックと現行GPUとの性能差

AMDのRX580は2017年に登場したミドルレンジ向けGPUで、当時はコストパフォーマンスに優れたモデルとして非常に人気がありました。
VRAMは8GBで、フルHD環境でのゲームプレイに十分対応でき、Apex Legendsやフォートナイトといったタイトルなら安定したフレームレートを出すことが可能です。

RX580は初めてのゲーミングPCに選ばれることも多く、今でも中古市場では手ごろな価格で取引されています。

ただし、2025年の現在では、エントリークラスのコスパ最強GPUであるRX6600や、最新のRX7600、NVIDIAであればRTX5060などと比較すると性能差は明らかです。

例えば、RX6600ではRX580に比べてフレームレートが1.5〜2倍近く向上し、フルHDの最高設定でも快適にプレイできるタイトルが増えています。
また、WQHDでのゲームプレイやDLSSやFSRといったフレーム生成技術を利用する際も、新しいGPUのほうがより安定した性能を発揮できます。

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RX580は今でも使える?2025年時点の実用性をチェック

RX580は依然としてフルHDでの軽めのゲームであれば問題なく動作します

Apex Legendsでは設定を中〜高に調整すれば平均100fps前後で快適にプレイ可能ですし、フォートナイトやValorantなどの競技系タイトルでは200fps前後を狙うこともできます。
軽量なゲームをメインにプレイするなら、まだまだ現役で使える性能です。

しかし、最近の重量級ゲームやグラフィックが凝ったタイトルになると、設定を下げても60fps前後で安定させるのがやっとという状況です。

サイバーパンク2077やホグワーツ・レガシーのような最新の重量級タイトルでは、RX580ではフルHDの高設定で快適に遊ぶのは難しく、画質を大幅に下げる必要があります。
さらに、VRAMが8GBしかないため、レイトレーシングや高解像度テクスチャを使用する場面では性能が頭打ちになりやすいです。

RX580の寿命サインは?買い替えを検討すべきタイミング

RX580を長く使ってきた方の中で、そろそろ買い替えを意識すべきタイミングは以下のようなケースです。

ゲームを低設定にしてもカクつきが目立つようになった場合、フルHDでも安定したフレームレートが出ない場合は、GPUの性能限界に差し掛かっています。

ファンの異音や高温、消費電力の増加なども、交換を検討する目安になります。
また、最新GPUでは省電力性が向上しており、長時間プレイでも電気代や発熱を抑えることが可能です。

RX580からの乗り換え候補は?コスパ良く性能アップできるグラボ

RX580の性能に少し物足りなさを感じてきたら、乗り換え先として最もおすすめなのはRX7600です。

RX7600はフルHDはもちろん、WQHDでも快適にプレイできる性能を持ち、今後数年リリースされるゲームにも対応しやすいのが魅力です。RX580に比べると、最新タイトルの平均フレームレートは大幅に向上し、画質を高めても快適に遊べます。

また、今後将来的に快適に動作するゲーミングPC(GPU)にしたい場合は、RX9070またはRX9070XTを選ぶとよいでしょう。ただし、価格はRX7600よりやや高めになります。

予算別に整理すると以下のようになります。

予算別
  • コスパ重視:RX7600搭載PC。フルHD〜WQHDで快適に遊べる。価格は15万〜18万円程度。
  • ゲームプレイ重視:RX9070またはRX9070XT搭載PC。これからの重量級タイトルにも余裕で対応。25万円前後

RX7600は現行のコスパ重視ポジションとして非常に優秀で、RX580からの乗り換えで性能アップと長期的な使いやすさの両方を実現できます。

RX580からRX7600にすることで大きな性能アップが体感できることでしょう!

乗り換え時に注意したいポイント

グラボを交換するときは、GPU単体の性能だけでなく、PC全体のバランスも確認する必要があります。

まず電源容量は500W〜600Wクラスが目安です。古いCPUを使っている場合、せっかく性能の高いGPUを搭載しても力を出し切れないことがあります。さらに、PCケースのサイズや補助電源端子の有無も事前に確認しましょう。

予算を抑えたい場合は中古GPUも選択肢になりますが、状態や保証期間を確認することが重要です。

【まとめ】RX580はまだ頑張れるが、そろそろ乗り換えを意識しよう

RX580は軽量ゲームやフルHD環境であればまだ十分に使えます。

しかし、最新ゲームを快適に遊ぶには性能が足りず、設定を下げる必要があります。
これから数年先も安定した環境でゲームを楽しみたいなら、RX6600やRX7600へのアップグレードがおすすめです。

コスパを重視するならRX6600、将来性やWQHD対応を考えるならRX7600、ゲームプレイを重視するならRX9070またはRX9070XTという選択肢になります。電源容量やCPUとのバランスを確認しながら、自分に合ったGPUを選ぶことが、快適なゲーム体験への第一歩です。

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